2017年 03月 13日
hamacoffee【谷町店】の閉鎖について |
みなさんこんばんは
煎りたてハマ珈琲の濱です。
本日もたくさんのお客さんにお越しいただき誠にありがとうございました。
先日、ホームページでお知らせいたしましたが、
来週の日曜日(3月19日)をもちまして、hamacoffee谷町店を閉めさせていただく事にいたしました。
応援していただいた皆様には本当に申し訳ございません。
短い間でしたが本当にありがとうございました。
今福本店は今後も営業いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。
-------------------------------------
「閉店のお知らせ」というのは、やはりイメージ悪いですよね。
これ見た人はやはり
「うまくいかなかったんやね」とか、
「人通りがそんなに多くないところなんかな」とか、同情やら落胆やら、
ま、いろんなことを思われるんでしょうが、(またしかに経営的にも大変でしたが)正直そんな簡単な言葉で処理できるようなことではないですよね。
これは、事業を閉鎖せざるを得ない状況になったことがある起業家の方は分かると思いますが、やはり非常に苦しい判断を迫られた結果なんです。
経営が本当に苦しくなってのっぴきならん状況になってしまうと、選択肢がなくなってきてしまう。
正直、夜逃げとかするっていうのは、ほんま最悪な状況やったんやと思います。
首吊ってしまう人もいる。
でも本当に今僕が思うのは、本気で苦しい人って「助けて」って言えない状況やったりするんですよね。
心の中では「まだなんとかできるんじゃないか」と思いながら、なんともならずに数か月が経っていく。
そうすると本当にどうしようもなくなってくる。
茹でガエルの法則と言われたりもしますが
「助けて」って言うのは恥ずかしい。
お店のイメージも悪くなるし言いにくい。
確かにそういうのはあると思う。
でももしリセットボタンがあるなら押せるときに押さんと、ほんとやばい状況になります。
精神的にも。
僕もいろいろ考えましたけどね
たったこれっぽっちの規模の事業もうまく回せないのか、俺は。。。と。
そんなことがいっぱい。
頭ん中いろんな言葉ばでいっぱい。
¥マークもいっぱい。
まじめな人ほど鬱になるって本当やと思う
気狂いそうやった
結構考えてしまう方やからね
でも僕はそうならなかった。
けっこう思いつめたけどね。
なぜか
実際僕はそこまでまじめな男じゃなかったんじゃないかとかも思ったんですが、
やはり、確固たる信念があったからやと思う。たぶん。
自分の足元をしっかり見ていこうと思ったからやと思う。
このままいっても、やり直すにしても、ある程度の犠牲は覚悟せなあかん。
であればできるだけ傷は浅く済ませておきたいなと。
今ならまだ間に合う。
今ならまだやり直せる。
それならできるだけ早い判断がいいなと。
そういう答えになったというわけです。
ま、精神衛生上考えすぎるのはよくないよね。
でも僕は自衛官のころから意識していることがあります。
それは、「常に最悪な状況を想定しておく」ということです。
これはメンタルを鍛えるためにもだいじやと思っているんですが、特に自衛官という職業は、国というレベルでの最悪な状況を想定しての訓練を行っています。
だから厳しい訓練もやり抜けれるんです。
じゃないと行軍とかしないですしね
「40km歩くの?そんなん車で行きゃええやん」って話になりますからね。
それは一般の人は想像もできないことを常に考えたりしているんです。
体力的には大丈夫でも気持ちが折れたら終わりですからね。
それと全く同じとは言いませんが、会社を経営するということも会社というレベルでの最悪な状況を常に想定しているわけなんです。
特に僕は。
他の経営者の方がどうかは知りませんが、
この、なんと言いますか、荒波の世を生き抜いていかないといけませんからねー
ある意味、平時においては自衛隊より厳しいサバイバルです。
もしかしたら普通の人は「それならやめたらいいやん」と思われるかもしれません。
「そんなリスク背負ってまで」と。
たしかにそうです。
起業には必ずリスクはあります。
リスクを取りたくない人は、起業しなければいいんです。
しかし僕にはリスクをとってでも、それでもやりたいことがあるんです。
“身銭切ってでもやりたいことがある”
だから自分ではじめたんです。
なんのために身銭を投じてはじめたのか、
夢を実現するためです。
自分の信念を貫くためです。
そうじゃなきゃやってられないですよ。正直
ある意味、そうじゃない状況が谷町店で起こっていたというわけです。
だから修正しようとしたんです。
自分がやりたい方向に。
でも修正しきれなかったんです。
だから閉めることにしたんです。
だから一言で、「経営状況が悪化して…」とか、「従業員が辞めるから…」とか、そんな言葉では表せないんですよ。
店を閉めるということは。
今回も、谷町店を閉めるという判断に至るまでにもいろんなことを考えました。
hamacoffee谷町店は、煎りたてハマ珈琲の喫茶部としてつくりました。
・谷町6丁目駅から徒歩3分という好アクセス。
・優秀なスタッフ。
・多彩なメニュー
をもってしてもうまくいかなくなる。
そういうことが起こりうるんだということ。
痛感しました。
組織は、社長の器より大きくはならない。
たしかにその通りだと思います。
もっと自分を磨いていかねば、と。
まだまだ修行が足りないということなんだなって。
これからも、煎りたてハマ珈琲は、煎りたての珈琲の楽しさ、すばらしさをたくさんの方に伝えていけるよう努力してまいります。
どうぞあたたかく見守っていただければ幸甚です。
煎りたてハマ珈琲
濱卓也
------------------------------------------
珈琲教室を受けていただいた方へ
実は、僕自身、もっといろいろやりたいことがあるんです。
珈琲を通じたコミュニティ、Coffeeニティですわ(#^^#)
煎りたてハマ珈琲として、
他所ではできないこと。
それをどういうカタチで表現しようか、、、
いろいろと悩みましたが、やはり【煎りたて珈琲教室】という空間でやりたいなと思います。
タイトルはまだ仮ですが、《その6》とか。。。かな?
「実際《その5》まで受けたけど、、、あれ、これからどうすればいいん?豆は?焙煎?あれ?できる_?」
みたいな方も多くないですか???
僕の今のワクワクを皆さんと共有できる空間にできればとおもいます。
ぜひお楽しみに
------------------------------------------
もう日付が変わりましたが、今日、3月13日(月)の朝10時53分~ABC朝日放送でハマ珈琲が紹介されます。
きよし・黒田の今日もへぇーほぉーっていう番組
見れる方はぜひお楽しみに!
煎りたてハマ珈琲の濱です。
本日もたくさんのお客さんにお越しいただき誠にありがとうございました。
先日、ホームページでお知らせいたしましたが、
来週の日曜日(3月19日)をもちまして、hamacoffee谷町店を閉めさせていただく事にいたしました。
応援していただいた皆様には本当に申し訳ございません。
短い間でしたが本当にありがとうございました。
今福本店は今後も営業いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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「閉店のお知らせ」というのは、やはりイメージ悪いですよね。
これ見た人はやはり
「うまくいかなかったんやね」とか、
「人通りがそんなに多くないところなんかな」とか、同情やら落胆やら、
ま、いろんなことを思われるんでしょうが、(またしかに経営的にも大変でしたが)正直そんな簡単な言葉で処理できるようなことではないですよね。
これは、事業を閉鎖せざるを得ない状況になったことがある起業家の方は分かると思いますが、やはり非常に苦しい判断を迫られた結果なんです。
経営が本当に苦しくなってのっぴきならん状況になってしまうと、選択肢がなくなってきてしまう。
正直、夜逃げとかするっていうのは、ほんま最悪な状況やったんやと思います。
首吊ってしまう人もいる。
でも本当に今僕が思うのは、本気で苦しい人って「助けて」って言えない状況やったりするんですよね。
心の中では「まだなんとかできるんじゃないか」と思いながら、なんともならずに数か月が経っていく。
そうすると本当にどうしようもなくなってくる。
茹でガエルの法則と言われたりもしますが
「助けて」って言うのは恥ずかしい。
お店のイメージも悪くなるし言いにくい。
確かにそういうのはあると思う。
でももしリセットボタンがあるなら押せるときに押さんと、ほんとやばい状況になります。
精神的にも。
僕もいろいろ考えましたけどね
たったこれっぽっちの規模の事業もうまく回せないのか、俺は。。。と。
そんなことがいっぱい。
頭ん中いろんな言葉ばでいっぱい。
¥マークもいっぱい。
まじめな人ほど鬱になるって本当やと思う
気狂いそうやった
結構考えてしまう方やからね
でも僕はそうならなかった。
けっこう思いつめたけどね。
なぜか
実際僕はそこまでまじめな男じゃなかったんじゃないかとかも思ったんですが、
やはり、確固たる信念があったからやと思う。たぶん。
自分の足元をしっかり見ていこうと思ったからやと思う。
このままいっても、やり直すにしても、ある程度の犠牲は覚悟せなあかん。
であればできるだけ傷は浅く済ませておきたいなと。
今ならまだ間に合う。
今ならまだやり直せる。
それならできるだけ早い判断がいいなと。
そういう答えになったというわけです。
ま、精神衛生上考えすぎるのはよくないよね。
でも僕は自衛官のころから意識していることがあります。
それは、「常に最悪な状況を想定しておく」ということです。
これはメンタルを鍛えるためにもだいじやと思っているんですが、特に自衛官という職業は、国というレベルでの最悪な状況を想定しての訓練を行っています。
だから厳しい訓練もやり抜けれるんです。
じゃないと行軍とかしないですしね
「40km歩くの?そんなん車で行きゃええやん」って話になりますからね。
それは一般の人は想像もできないことを常に考えたりしているんです。
体力的には大丈夫でも気持ちが折れたら終わりですからね。
それと全く同じとは言いませんが、会社を経営するということも会社というレベルでの最悪な状況を常に想定しているわけなんです。
特に僕は。
他の経営者の方がどうかは知りませんが、
この、なんと言いますか、荒波の世を生き抜いていかないといけませんからねー
ある意味、平時においては自衛隊より厳しいサバイバルです。
もしかしたら普通の人は「それならやめたらいいやん」と思われるかもしれません。
「そんなリスク背負ってまで」と。
たしかにそうです。
起業には必ずリスクはあります。
リスクを取りたくない人は、起業しなければいいんです。
しかし僕にはリスクをとってでも、それでもやりたいことがあるんです。
“身銭切ってでもやりたいことがある”
だから自分ではじめたんです。
なんのために身銭を投じてはじめたのか、
夢を実現するためです。
自分の信念を貫くためです。
そうじゃなきゃやってられないですよ。正直
ある意味、そうじゃない状況が谷町店で起こっていたというわけです。
だから修正しようとしたんです。
自分がやりたい方向に。
でも修正しきれなかったんです。
だから閉めることにしたんです。
だから一言で、「経営状況が悪化して…」とか、「従業員が辞めるから…」とか、そんな言葉では表せないんですよ。
店を閉めるということは。
今回も、谷町店を閉めるという判断に至るまでにもいろんなことを考えました。
hamacoffee谷町店は、煎りたてハマ珈琲の喫茶部としてつくりました。
・谷町6丁目駅から徒歩3分という好アクセス。
・優秀なスタッフ。
・多彩なメニュー
をもってしてもうまくいかなくなる。
そういうことが起こりうるんだということ。
痛感しました。
組織は、社長の器より大きくはならない。
たしかにその通りだと思います。
もっと自分を磨いていかねば、と。
まだまだ修行が足りないということなんだなって。
これからも、煎りたてハマ珈琲は、煎りたての珈琲の楽しさ、すばらしさをたくさんの方に伝えていけるよう努力してまいります。
どうぞあたたかく見守っていただければ幸甚です。
煎りたてハマ珈琲
濱卓也
------------------------------------------
珈琲教室を受けていただいた方へ
実は、僕自身、もっといろいろやりたいことがあるんです。
珈琲を通じたコミュニティ、Coffeeニティですわ(#^^#)
煎りたてハマ珈琲として、
他所ではできないこと。
それをどういうカタチで表現しようか、、、
いろいろと悩みましたが、やはり【煎りたて珈琲教室】という空間でやりたいなと思います。
タイトルはまだ仮ですが、《その6》とか。。。かな?
「実際《その5》まで受けたけど、、、あれ、これからどうすればいいん?豆は?焙煎?あれ?できる_?」
みたいな方も多くないですか???
僕の今のワクワクを皆さんと共有できる空間にできればとおもいます。
ぜひお楽しみに
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もう日付が変わりましたが、今日、3月13日(月)の朝10時53分~ABC朝日放送でハマ珈琲が紹介されます。
きよし・黒田の今日もへぇーほぉーっていう番組
見れる方はぜひお楽しみに!
by hama-coffee
| 2017-03-13 01:21
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