2012年 03月 30日
焙煎機のガス管・微圧計について |
焙煎機を作ってて今までもいくつか壁があったが、ここに来てこれまたすごい壁が行く手をふさいだ。
ガス管に関すること。
大手の焙煎機メーカーも自分で焙煎機を作ったりしてる人も、だいたい“微圧計”というのを取り付けてる。
これは、コロンの火力がいったいどのぐらいのなのかというのを数値で把握するためである。
本来、微圧計とは検査などの際に用いられる計器らしいが、都市ガスの気圧は約2.5Kpaぐらいなので通常の圧力計では計れない。
通常、家庭用でも業務用でもガスコンロにはつまみ(コック)があってそこで火力を調節するけど、例えば中火っていっても「だいたいこんなもん」ってぐらいにしか分からない。いわゆる目分量ってやつ。
でも、「それだけじゃいかんでしょ」って思った人が付け始めたんでしょう。
いまや大型焙煎機だけじゃなく小型焙煎機にでも付いてやがる。
うちも焙煎機を作るんならなるだけ計器類は付けたいと思ってたけど、この“微圧計”ってのがどやって付ければいいのか分からない。
いや、厳密に言えば、どうやって付ければいいか分かってるし、モノは手元に既にあるし、実際に組み上げたけど…、「ガスの配管は有資格者でないといらったらあかん。」という事がちらっと頭をよぎる。
これってほんとに自分で組み立てて良かったんかなぁ。という事です。
自分で使うだけならだまーって使うかもしれない。でもガスやし…万が一何かあった場合「自己責任」ではどうしようもないことにもなりかねない。
やはりここは、自分で判断せずに法律に基づいて接続・設置をしてもらうべく、専門知識を持った人に聞きに行こう!ということで、今日近くにあるO阪ガスの代理店に行ってきた。
「行った」はええけどいったい何を聞けばいいのやら。
とりあえず状況を説明。
■今僕は珈琲の焙煎機を作ってる
■今後広く販売できるようにするため、しっかりしたものを作りたい
■熱源は、熱カロリーの問題や焼き上がりのきれいさ、供給が安定しているなどの理由によりガスとする
■バーナーは、価格を抑えるために市販品を使う
■市販のガスバーナー(コンロ)と焙煎機本体は固定されていない
■バルブと微圧計が付いたユニットを作り、それをガス栓とコンロの間にゴム管で接続したい
■ゴム管を二股にしたりするわけではない
■自分で焙煎機を作ったり改造している人は、火力調節の際にどのぐらいのガスが流れているか把握するために、ガス栓とコンロとの間に調節バルブと微圧計を接続させている。
■そういうユニットを僕も付けたい!!
■僕も付けたいんだ!!!!
■ネットで微圧計ゲット
■K-ナンPROでその他の資材GET
■とりあえず組み上げてみました!
■でも、そもそもこれって法的にどういう扱いなのか?自分で組み上げて使ってもいいのか?もしダメならその根拠と、どこへ行けば作ってくれるのか?ちょっと気になったので聞きにきました。
と、受付のおねーちゃんに丁寧に説明した。
まず、一つ目のことで「ぽかーん」でしたが、そのうち技術系の人やらお店の人が周りに集まってた。
結論として、O阪ガスの代理店としては「私どもは屋内外の配管工事や既存のガス機器との接続はいたしますが…こういったものはちょっと作れないです。O阪ガス本社にあるお客様センターに問い合わせてみてちょんまげ」ということでした。
一度帰ってO阪ガスのお客様センターに問い合わせ。回答は、
「いや、あの私どもは屋内外の配管工事や… (略) 上とほぼ同じ …ガス器具メーカーに聞いてみてちょんまげ」
大手焙煎機メーカーであるF士珈機へ電話で問い合わせ。
と思ったけど、「電話で話してもらちがあかん」と思ったので2年前に一度焙煎機の修理に行った忠岡の工場へ直接出向いた。あのときのおっちゃんがいれば話が分かるはず。
これからうちも焙煎機メーカーとしてライバルとなるかもしれんわけやけど…。
現場に到着したのは夕方5時過ぎ
何とか工場は開いてた。
2年前に対応してくれたおっちゃんはおらんかった。
「あの、こういう微圧計のついた、こんなん作ってほしいんですけど…」
「うちは焙煎機のメーカーです。こういうのは作ってまっしぇーん」
「いや、あのうちのお店ではF士珈機さんの焙煎機使ってるんですが、これは自分用で…」
「こういうのはうちも取り寄せてるんですわ」
「ということは、ここで組み立てをされてるんですよね」
「…ええ。組み立てはしてます」
「だからそれをしてほしいんです」
「いや、ちょっと、そういうのはできないですね」
・・・あっそー。ふんだ。シケてやがるぜ
こないだのおっちゃんなら
「おー、そんなんやったらすぐ作ったるで」ってチャキチャキっとやってくれたよ。たぶん
いったいどこの誰に聞けばいいんや!!??
ま、考えてみれば焙煎機メーカーにとっては何の得にもならん話。
しゃーない。帰るか
…と、せっかく忠岡まで来てやったというのに、ここで何もせずに帰っては男として恥さらし。
ということで、近くのDイリーヤマザキでマーキングして帰ってきました。
まだしばらくこの問題は続きそうです。
ガス管に関すること。
大手の焙煎機メーカーも自分で焙煎機を作ったりしてる人も、だいたい“微圧計”というのを取り付けてる。
これは、コロンの火力がいったいどのぐらいのなのかというのを数値で把握するためである。
本来、微圧計とは検査などの際に用いられる計器らしいが、都市ガスの気圧は約2.5Kpaぐらいなので通常の圧力計では計れない。
通常、家庭用でも業務用でもガスコンロにはつまみ(コック)があってそこで火力を調節するけど、例えば中火っていっても「だいたいこんなもん」ってぐらいにしか分からない。いわゆる目分量ってやつ。
でも、「それだけじゃいかんでしょ」って思った人が付け始めたんでしょう。
いまや大型焙煎機だけじゃなく小型焙煎機にでも付いてやがる。
うちも焙煎機を作るんならなるだけ計器類は付けたいと思ってたけど、この“微圧計”ってのがどやって付ければいいのか分からない。
いや、厳密に言えば、どうやって付ければいいか分かってるし、モノは手元に既にあるし、実際に組み上げたけど…、「ガスの配管は有資格者でないといらったらあかん。」という事がちらっと頭をよぎる。
これってほんとに自分で組み立てて良かったんかなぁ。という事です。
自分で使うだけならだまーって使うかもしれない。でもガスやし…万が一何かあった場合「自己責任」ではどうしようもないことにもなりかねない。
やはりここは、自分で判断せずに法律に基づいて接続・設置をしてもらうべく、専門知識を持った人に聞きに行こう!ということで、今日近くにあるO阪ガスの代理店に行ってきた。
「行った」はええけどいったい何を聞けばいいのやら。
とりあえず状況を説明。
■今僕は珈琲の焙煎機を作ってる
■今後広く販売できるようにするため、しっかりしたものを作りたい
■熱源は、熱カロリーの問題や焼き上がりのきれいさ、供給が安定しているなどの理由によりガスとする
■バーナーは、価格を抑えるために市販品を使う
■市販のガスバーナー(コンロ)と焙煎機本体は固定されていない
■バルブと微圧計が付いたユニットを作り、それをガス栓とコンロの間にゴム管で接続したい
■ゴム管を二股にしたりするわけではない
■自分で焙煎機を作ったり改造している人は、火力調節の際にどのぐらいのガスが流れているか把握するために、ガス栓とコンロとの間に調節バルブと微圧計を接続させている。
■そういうユニットを僕も付けたい!!
■僕も付けたいんだ!!!!
■ネットで微圧計ゲット
■K-ナンPROでその他の資材GET
■とりあえず組み上げてみました!
■でも、そもそもこれって法的にどういう扱いなのか?自分で組み上げて使ってもいいのか?もしダメならその根拠と、どこへ行けば作ってくれるのか?ちょっと気になったので聞きにきました。
と、受付のおねーちゃんに丁寧に説明した。
まず、一つ目のことで「ぽかーん」でしたが、そのうち技術系の人やらお店の人が周りに集まってた。
結論として、O阪ガスの代理店としては「私どもは屋内外の配管工事や既存のガス機器との接続はいたしますが…こういったものはちょっと作れないです。O阪ガス本社にあるお客様センターに問い合わせてみてちょんまげ」ということでした。
一度帰ってO阪ガスのお客様センターに問い合わせ。回答は、
「いや、あの私どもは屋内外の配管工事や… (略) 上とほぼ同じ …ガス器具メーカーに聞いてみてちょんまげ」
大手焙煎機メーカーであるF士珈機へ電話で問い合わせ。
と思ったけど、「電話で話してもらちがあかん」と思ったので2年前に一度焙煎機の修理に行った忠岡の工場へ直接出向いた。あのときのおっちゃんがいれば話が分かるはず。
これからうちも焙煎機メーカーとしてライバルとなるかもしれんわけやけど…。
現場に到着したのは夕方5時過ぎ
何とか工場は開いてた。
2年前に対応してくれたおっちゃんはおらんかった。
「あの、こういう微圧計のついた、こんなん作ってほしいんですけど…」
「うちは焙煎機のメーカーです。こういうのは作ってまっしぇーん」
「いや、あのうちのお店ではF士珈機さんの焙煎機使ってるんですが、これは自分用で…」
「こういうのはうちも取り寄せてるんですわ」
「ということは、ここで組み立てをされてるんですよね」
「…ええ。組み立てはしてます」
「だからそれをしてほしいんです」
「いや、ちょっと、そういうのはできないですね」
・・・あっそー。ふんだ。シケてやがるぜ
こないだのおっちゃんなら
「おー、そんなんやったらすぐ作ったるで」ってチャキチャキっとやってくれたよ。たぶん
いったいどこの誰に聞けばいいんや!!??
ま、考えてみれば焙煎機メーカーにとっては何の得にもならん話。
しゃーない。帰るか
…と、せっかく忠岡まで来てやったというのに、ここで何もせずに帰っては男として恥さらし。
ということで、近くのDイリーヤマザキでマーキングして帰ってきました。
まだしばらくこの問題は続きそうです。
by hama-coffee
| 2012-03-30 01:47
| 焙煎機