先日、北海道へ5kg焙煎機の納品へ行ってきた。
今年は北海道でも5月に真夏日になるほど暑い日もあったようでしたが僕が行ったときは暑くもなく寒くもないちょうどいい気候。
また、GWでもなく夏休みまではまだ1か月以上もあるということもあり、フェリーも道路もお土産屋さんもどこに行ってもすいていた。
新緑がまぶしい羊蹄山のふもとまで
体一つで行くなら飛行機で行くところだが、今回の目的は5kg焙煎機をお客様のところに納品に行くということだったので、フェリーを利用した。
今の時点では設置までしてくることが重要と考えているので基本的には自社配達。
ゆくゆくはチャーター便で送って現地にスタッフが赴いて設置するなんてこともできればいいなと思ってはいるが。。。
今回北海道までは敦賀-苫小牧間を就航してるフェリーを利用した。
そうそう、今からちょうど20年前、
超個人的な話だが、私が高校3年生の夏に自転車で北海道を1周したことがあった。その時にもこの航路のフェリーを使った。
高校時代はクラブ活動ばかりしてお金がなかったので旅費は親に貸してもらった。
ケータイもない時代
いや、時代的にはすでにあったけど僕は持ってなかった。
地図と寝袋とインスタントカメラと自転車修理の工具、そしてお気に入りのカセットテープをもって
その時に持って行ったカセットテープは今回の北海道へも一緒に連れて行った。
僕の車はスズキのエブリィジョイン5MT車。
今年に入り前に使っていた車のオートマミッションが壊れて、MT車に買い替えた。
年式はそんなに古くない車だけど、オーディオはカセットプレーヤーとラジオしかない。
でも僕にとってはそれで充分だ。
カーカセットアダプターを使ってスマホ携帯音楽プレーヤーにつなげば車のスピーカーで音楽が聞ける。
あとは、高校生の時につくったカセットテープが聞けるから。
新緑の中それらを流しながらいろんなことを考えた。
それらのテープはだいたい中学から高校の時にかけてCDからダビングしたもので、北海道を自転車で一周したときの思い出も、学生時代の普段の通学路や友人宅へ向かう道中の様子なども思い出せる。
僕の中で最近ひそかなブームだ。
20年以上経った今でも音は思ったほど劣化していない。
そういえば企業や国の重要なデータの保存手段としても、デジタル化するより磁気テープで記録して保管する方が長い時間保存するのには向いているというのを聞いたことがある。
最近若年層をターゲットにひそかにカセットブームのようなものが起こっているみたいで、カセット自体もカセットプレーヤーもわずかながら販売しているらしい。
僕も数年前にラジカセを購入した時にも気にはなっていたが、かつては当然のように備わっていたあの機能を持つものが1機種たりとも存在しない。
それは、カセットの『オートリバース機能』。
オートリバース機能とは、A面が終わったら自動的にB面が再生される機能のことで、いわゆる「ウォークマン」にもラジカセにもコンポもほとんどに備わっていた。
しかし、その部品を作っていた会社が倒産してしまったため今では片面再生の器機しか売っていない状況なんだとか。
最近のラジカセにはBluetoothやUSBも対応した機種が増えてきているのに、オートリバースは備わっていない。
そんなことがあるのかと驚いた。
僕の車のカセットプレーヤーはもちろん『オートリバース機能』付きだ。
オートリバース、これはめちゃくちゃ便利。
なくては困る。
なのに今は作れない。
作る会社がない。
→じゃ作ったろうやんか!!
とか、思ったりしたけど、全然ノウハウないし
でもそのノウハウは誰かに聞けば詳しい人もいるかもしらん
誰かに聞いてみよう
ま、そんなことを考えたりしてた。
これがビジネスの種っていうのかな
まずは問題の提起
その問題を解決する手段はどういうものがあるか
自分ができることで誰かが困りごとを解決させることができるかどうか
でもそのビジネスの種って、そこらじゅうにあると思うんですよね
ただ、その種が落ちたところが悪かったり(誰にも気付かれないとか)、芽が出なかったり(ノウハウがないとか)、芽が出そうになったけど枯れてしまったり(事業失敗)、色々あると思うんですが、、、
オートリバース機能は復活させてほしいですよね
今度は九州に納品に行きます。
九州へはまた別のテープを持って行こう
T,Hama